誰もが満喫できる白谷雲水峡

誰もが満喫できる白谷雲水峡。登山道を1時間半ほど歩いた奥に、人気の苔むす森(旧もののけ姫の森)があります。
白谷川の流れが生んだ峡谷を中心に、鬱蒼と茂る屋久杉と照葉樹の原生林は深く苔むし、足元にはいくつもの清水の沢が流れ、谷に重なる花崗岩の巨石、ヤクシカに出会うことも多い太古の森。
白谷雲水峡は宮之浦からの便もよく、弥生杉・太鼓岩・もののけ姫の森などの人気スポットを1~6時間程で歩く遊歩道・周回コースが整備されているので、誰もが気軽に散策・ハイキング気分で楽しめます。
樹齢3,000年を越える著名屋久杉“弥生杉”とダイナミックな峡谷美
弥生杉コース 難易度:★★★★★
所要:1.0時間・0.8km~1.3km 標高差:約80m
雨の多い屋久島の中でもひときわ雨量が多く、宮之浦集落の水源にもなる白谷川水系の流れによって数千年の長い歳月をかけて創られたダイナミックな峡谷美と、樹齢3,000年を越える著名屋久杉“弥生杉”などを、整備された遊歩道でのんびり楽しめます。
モデルコース 標準タイム・標高グラフ

弥生杉コース(周遊目安1時間)
状況・周辺情報
遊歩道の散策程度とは言え、渓谷の川沿いや岩を歩くなど、ヒールで歩けるほどではありません。
また、段差・階段も多く、バリアフリーではありません。
二代大杉より先と、対岸の楠川歩道は登山道になります。
白谷雲水峡への行き方・交通
宮之浦から路線バス利用(1日6往復 運賃・時刻は島内交通を参照ください。)
レンタカー利用の場合は駐車無料。夏休みやゴールデンウィークなど混雑日の日中は満車の場合が多々(管理棟係員の指示に従ってください)。
清水湧く太古の森を歩く
奉行杉コース 難易度:★★★★★
所要:3.0時間・3.0km 標高差:約220m
苔とシダ類の緑に覆われた屋久杉と照葉樹が混生する太古の森。足元に流れるいくつもの岩清水の沢。
入口近くでは白谷川の清流がつくる峡谷のダイナミックな景観が楽しめ、奥へ進むほどに森は鬱蒼とし、著名な屋久杉、苔むした巨木の切株、更新する杉などが続く、雰囲気はまさに太古の森。
本格登山道という触れ込みですが、急登や危険を伴う箇所は無く、迷う心配もありません。
モデルコース 標準タイム・標高グラフ

奉行杉コース(周遊目安3時間)
状況・周辺情報
右岸の江戸時代に整備された楠川歩道から進んでも、二代大杉から周っても大丈夫OK。右岸で登ったほうが多少楽かも。
分岐合流の少し先に白谷小屋(水場・トイレ)があります。
激しい雨、数日間の雨量の多い時は、コース中の沢が増水して膝まで濡れないと渡れない、ヒドイ時は通ることが出来なくなくなることもありますので要注意。
水場・トイレ(または携帯トイレブース)
いずれも白谷小屋にあります。(避難小屋・無人)
楠川歩道や奉行杉コース中に流れている沢の水も飲用できます。
超軟水の美味しい水です。雨天時・増水時は止めたほうがイイかも。
白谷雲水峡への行き方・交通
宮之浦から路線バス利用(1日6往復 運賃・時刻は島内交通を参照ください。)
レンタカー利用の場合は駐車無料。夏休みやゴールデンウィークなど混雑日の日中は満車の場合が多々(管理棟係員の指示に従ってください)。
苔むす森(旧もののけ姫の森)へ
難易度:★★★★★
所要:4~5時間・5.5km 標高差:約300m
白谷雲水峡といえばやはりここ。映画“もののけ姫”の制作にあたり、宮崎駿監督がイメージを膨らませ、舞台のモデルになった“苔むす森”。大岩や木々、朽ちた株などが重なる不思議な造形。それら全てを600種類もの苔が深く濃い緑で覆い尽くします。
往復のどちらかで奉行杉コース・白谷川左岸の太古の森を周って、ゆっくりと寛いだ気持ちで楽しんでください。
モデルコース 標準タイム・標高グラフ

白谷雲水峡のグラフは他の場所に比べ、横軸が倍になっています。
状況・周辺情報
苔むす森(旧もののけ姫の森)だけが目的なら、入口から右岸の楠川歩道を単純往復すれば、最短往復1時間程度で行くことも可能です。
激しい雨、数日間の雨量の多い時は、コース中の沢が増水して膝まで濡れないと渡れない、ヒドイ時は通ることが出来なくなくなることもありますので要注意。
ああああ
水場・トイレ(または携帯トイレブース)
いずれも白谷小屋にあります。(避難小屋・無人)
楠川歩道や奉行杉コース中に流れている沢の水も飲用できます。
超軟水の美味しい水です。雨天時・増水時は止めたほうがイイかも。
白谷雲水峡への行き方・交通 このコースの場合
宮之浦から路線バスを利用するなら、始発~10時台の3便に乗車する必要があります。(運賃・時刻は島内交通を参照ください。)
レンタカー利用の場合も、遅くとも午前中にはスタートしましょう。駐車無料。夏休みやゴールデンウィークなど混雑日の日中は満車の場合が多々(管理棟係員の指示に従ってください)。
絶景の太鼓岩とモロ一族の住む岩屋
難易度:★★★★★
所要:5~6時間・7.5km 標高差:約450m
苔むす森(旧もののけ姫の森)からさらに奥へ片道1km弱。奥岳を一望する絶景の“太鼓岩”、巨岩の岩屋など、そこは“モロ一族”(白い大きな山犬)の住処のモデルとなった世界です。
太鼓岩または岩屋で折り返し、奉行杉コース・白谷川左岸の太古の森とゆっくり周れば、充実した1日トレッキングです。
モデルコース 標準タイム・標高グラフ

白谷雲水峡のグラフは他の場所に比べ、横軸が倍になっています。
状況・周辺情報
太鼓岩は辻峠の分岐から10~15分、かなりの急登です。ものものしい注意書き看板ほどには距離もなくさほど厳しくはありませんが、雨の強い日、風が強い日の太鼓岩は怖いかも。
路線バスを利用しても、時間的にこのコースはピッタリ。体力的に不安なら岩屋を省くと30分ほど短縮できます。
水場・トイレ(または携帯トイレブース)
いずれも白谷小屋にあります。(避難小屋・無人)
楠川歩道や奉行杉コース中に流れている沢の水も飲用できます。
超軟水の美味しい水です。雨天時・増水時は止めたほうがイイかも。
白谷雲水峡への行き方・交通 このコースの場合
宮之浦から路線バスを利用するなら、始発~10時台の3便に乗車する必要があります。(運賃・時刻は島内交通を参照ください。)
レンタカー利用の場合も、遅くとも午前中にはスタートしましょう。駐車無料。夏休みやゴールデンウィークなど混雑日の日中は満車の場合が多々(管理棟係員の指示に従ってください)。