屋久島は“水の島”

白谷雲水峡の深く苔むした森と清水の沢©Σ64 CC-BY-SA 3.0
花崗岩の隆起によって出来た山々、照葉樹林と屋久杉の深い原生林。降り注いだ雨は沢を流れ緑色に透き通った140もの川となって里へ、海へと下ります。
森に湧く水

一部文章と画像は引用©屋久島環境文化財団
杉や緑の鮮やかなコケ、コケをつたって流れ落ちる透きとおった水は、あらためて屋久島が水の島であることを感じさせます。
山々や森林で出会う“水”という水、たとえ水場として整備されていなくとも、沢を流れる水であっても、雨後で濁ってなければとれも全部飲めます!飲めるどころか、有機物を含まない硬度10の超軟水。とてもまろやかで美味しい名水。
水の浸透する森は水源100選に、島の至る所で湧き出す水は名水100選に選ばれていて、里に流れる川の水ですら飲用に適しているなんて、屋久島が如何に清浄であるかを思い知らされますね。
水場とされているところは、簡易な水質検査が行なわれています。
水場以外の、特に流れる水は時として動物の排泄物や死骸が上流にあったりすることも…
それも煮沸すれば問題ありませんが、生水の飲用はご自身の判断・責任で。